NEXCO中日本には川崎・八王子・一宮・金沢の4か所に道路管制センターがあり、川崎には東名や新東名など約600キロの道路情報が集まってくる。一番通報の多いものは落下物で、川崎だけでも年間2万件で1日あたり60件ほどだという。交通管理隊は、24時間365日高速道路を巡回し落下物や車の故障、事故などのトラブルに対応するパトロール隊員。今回永瀬が行う業務が、2人1組で行う通信員。ドライバーからの通報を左側のスタッフが受けて状況を確認し、右側のスタッフは電話の情報をもとにタブレットを操作し落下物の場所や種類などの情報を打ち込みモニターに反映させる。そして現場に最も近い交通管理隊を探し出動の指示を出す。通報から交通管理隊への連絡までにかかった時間は約2分。永瀬が挑戦するのは右側の通信員で、練習スタート。入力は松浦さんにやってもらい、永瀬は報告業務に専念する。いよいよ本番、実際にかかってきた電話に対応する。迅速な対応により事故は未然に防がれた。