12日目となった能登半島地震。壁になっているのは水や電気などライフライン。きょう珠洲市で行われていたのは復旧作業。北陸電力によると、倒れるなどした電柱は1500本以上。県内1万2000戸以上で停電が続いている。輪島市の広場では今日から応急仮設住宅の建設が開始。市役所には早速申請に訪れる人たちが。歩み始めた日常を取り戻す動き。まずは市内2か所で50戸建設する計画。捜索活動も続いている。今も22人の安否が分かっていない輪島市。今日は550人超の態勢で一斉捜索が行われた。しかし、そこに追い打ちをかける悪天候。被災地では断続的に雨が降り続いている。流れ込んだ土砂が形成した「土砂ダム」は輪島市内で少なくとも10か所以上。雨が降ることで決壊しさらなる被害の恐れがある。厳しい局面が続く被災地。こうした中、人生の岐路を迎える人たちが。