今回で被災後3回目の能登ご訪問となる天皇皇后両陛下。皇后雅子さまは先週、61歳の誕生日を迎えられた際、被災地に対する思いを語られていた。両陛下の訪問のあとの能登は再び災害に見舞われ、輪島市の久手川町では豪雨で川が氾濫するなどし輪島中学の女子生徒も犠牲になった。両陛下は今日午後その久手川町を視察された。両陛下が見つめていた場所は豪雨の前、家が立ち並んでいた。いまだ被害の爪痕が残る現場を目の当たりにされ、深々と頭を下げられた。その後、両陛下が訪問されたのは女子生徒が通っていた輪島中学校。ここは、現在も避難所となっていておよそ50人が身を寄せている。被災者の目線の高さまで腰を落としゆっくり時間をかけて話をされた。男性からどんな話があったのか雅子さまがお礼を言われる場面もあった。雅子さまは被災者に「生活は少し落ち着かれましたか」「猫ちゃんも元気なのですか?」と声をかけられていた。