9月の自民党総裁選に向け、ポスト岸田候補が10人以上取り沙汰される中、小林鷹之前経済安保大臣が初めて正式に立候補を表明した。小林氏は、旧派閥からの支援は一切求めず、脱派閥選挙を徹底する姿勢を示した。また、石破元幹事長は夕方、立候補に必要な20人の推薦人について「さらに確実なものになりつつある」と述べた。総裁選は来月12日告示、27日投開票の日程がきょう正式に決定する。一方、立憲民主党も9月の代表選に向け野田元総理大臣に対し、千葉選出の議員らが出馬を求める要請書を手渡した。野田氏は「思いはしっかり受け止める」としつつ「熟慮したい」と述べ、明言を控えた。代表選には枝野前代表が立候補を表明し、泉代表が再選への準備を進めている。