あさって告示の立憲民主党代表選挙に出馬する野田元総理大臣は、政権交代前夜と題した自らの政策を発表した。野田氏は「徹底した政治改革でウミを出し切る」として、政策活動費の禁止などの政治資金規正法の再改正や、国会議員の世襲制限、企業団体によるパーティー券購入の禁止などを掲げた。岸田政権が決めた防衛増税は実施しない方針を示したほか、安倍内閣下で成立の安保法制については「違憲部分を廃止する方針に即した対応を取る」と述べた。代表選には枝野前代表が立候補するほか、泉代表、江田元代表代行、吉田晴美衆院議員が出馬できるかが焦点となっている。