国会記者会館から中継。山口代表の退任について島本記者が解説。山口代表退任の背景には、自民党や立憲民主党がトップを交代させ刷新感を出そうとする中、公明党が埋没してしまうことへの危機感がある。現在8期目で15年代表を務めてきた山口代表だが、これまでも世代交代を進める必要があるとして、退任の時期を模索していた。ただ、2022年の参院選で比例得票数が伸びず、公明党は知名度の高い山口代表をこれまで選挙の顔に据え続けてきたという事情がある。今回も早期の解散や総選挙への懸念から山口氏を当面続投させた方が良いとの意見が根強くあったが、同じ時期に自民党総裁選や立憲民主党の代表選が行われることも踏まえ、山口代表は今日、「次の世代にバトンを譲るべきであると決断した」などと心の内を明かした。