きょう午前、開かれた衆参両院の議院運営委員会の理事会には林官房長官が出席した。この中で林官房長官は岸田総理大臣にかわる新しい総理大臣の指名選挙を行う臨時国会について、今週27日に自民党総裁選挙で新総裁が決まるのを踏まえ4日後の来月1日に召集する方針を伝えた。これを受けて衆議院の理事会では召集日の本会議で総理大臣の指名選挙を行うことで与野党が合意した。そして新しい総理大臣の所信表明演説の日程などは来週30日の理事会で協議することを確認した。また立憲民主党と共産党は新政権の方針などをただす必要があるとして、本会議での代表質問に加え予算委員会で質疑を行うよう求め、引き続き協議することになった。一方、野党4党の参議院国会対策委員長が会談し、石川県能登地方の大雨被害を受けて政府与党に対し補正予算案を編成して速やかに国会で審議するよう求めることで一致した。