自民党は、派閥の裏金事件に関わった議員について、次の衆議院議員選挙では、地元の要請などを参考に、原則公認する方向で調整に入ったことが分かった。後任には条件がある。石破総理大臣としては、総選挙までの時間がない中、判断を国民に委ねた形。自民党は近く選挙対策本部を開き、今月27日に予定している衆議院議員選挙の公認について協議する。小選挙区の公認候補に、比例代表との重複立候補を認めることも検討している。。自民党は今日、新たに総裁直属の「政治改革本部」を立ち上げる。午後には、石破総理大臣が、国会で就任後初めての所信表明演説に臨む。石破総理は、今朝の閣議で、「物価高の克服」など3本柱の総合経済対策の策定を閣僚に指示した。午前10時半過ぎ、立憲民主党・野田佳彦代表は「今回の所信表明も、『ルールを守る』とか『地域を守る』とか『何とかを守る』と、いっぱい羅列しているけど、まずは約束を守れというところから申し上げたい」と述べた。