裏金問題を受け与党に逆風の中行われた衆議院選挙で、15年ぶりに自民・公明の与党が過半数割れとなった。石破総理は「政治と金の問題について全く理解をいただけていないということが一番大きかった」と敗因を述べた小選挙区で敗れた閣僚は牧原法務大臣、小里農水大臣、伊藤復興大臣。公明党・石井代表は選挙区で敗れ重複立候補はなく落選確実。獲得議席は自民党191、公明党24、立憲民主党は148。立憲民主党・野田佳彦代表は「裏金の問題についてきちっと解明もしないまま議論をしないままに突き進んだことに対して厳しい批判があったということは間違いないと思いますね」と話した。安倍派5人衆・西村康稔、高木毅、松野博一、萩生田光一、世耕弘成について。自民党公認を受けた松野博一元官房長官は当選。自民党を離党し参議院に鞍替えして臨んだ世耕弘成氏は当選。無所属・萩生田光一氏は立憲民主党・有田氏に競り勝ち当選。無所属・西村康稔氏は当選。高木毅氏は落選。無所属・宮沢博行氏、自民党・丸川珠代(元オリンピック担当大臣)は落選となった。