きのう衆院選が行われ、自民党は過半数233議席を下回る191議席と厳しい結果となり、石破首相は全くご理解をいただけていないと選挙を振り返った。対する立憲民主党は改選前の98議席から148議席の大躍進となっている。野田代表は政権交代前夜という言葉にはリアリティがでてきたと今後の政権交代に向けて意欲を示している。裏金問題を巡っては、下村博文氏・萩生田光一氏ら12人に公認を出さない形となったが、公認が出されなかった内当選したのは萩生田氏や西村康稔氏ら3名に限られた。裏金問題を抱えながら公認を受けた36人は比例復活が認められない中、14人が当選したが丸川珠代氏ら22人が落選するなど厳しい結果となった。野党は立憲加え国民民主党も大幅増となっていて、野党が自民党離れの受け皿となった。小泉選対委員長は執行部の一員であり責任を追うべきと敗戦について振り返ったが、石破首相は結果が開いていない段階で口にすべきではないと回答を避けている。