今週行われた衆議院議員選挙は投票率が戦後3番目に低く、有権者の関心の低さが表れた結果となった。選挙に関心を持つためのツールでもあるテレビの存在。近年テレビの選挙報道が有権者のニーズに応えていないという声が上がっていることも事実。きのう報道陣に笑みを浮かべた石破総理大臣。だが自民党は、総選挙で大幅に議席を減らした。非公認としていたいわゆる裏金議員ら(世耕弘成氏、萩生田光一氏、西村康稔氏、平沢勝栄氏)を国会の自民党会派に入るよう要請。それぞれ了承した。野党・立憲民主党・野田佳彦代表は「選挙が終わればみそぎが終わったみたいな意味では反省が足りない」と述べた。裏金問題などで政治不信が高まっていたが、投票率は戦後3番目に低い53.85%という結果になった。日頃から自民党に苦言を呈している前明石市長・弁護士・泉房穂氏は、今回の選挙についても痛烈に批判。さらにテレビの選挙報道についても怒りの声を上げている。泉氏は「投票率が低かったことも選挙報道が原因の1つ」と指摘。