衆議院で与党が過半数を割り込む中、自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、自民党は17ある常任委員長のうち政府の予算案を審議する重要ポストである予算委員長を含め野党側に8つを配分することを提案し合意した。予算委員長は立憲民主党に割りふられることになった。11日に召集される特別国会を巡っては折り合わない状況が続き、野党側はより多くの委員長を割り振るよう求め、与党側は難色を示している。特別国会の会期をめぐっては自民が考えを伝え合意。できるだけ早期に臨時国会を召集、予算委で十分審議など前提に4日間にしたいとしている。自民党は円滑な国会運営に向けて常任委員長の配分で野党側に譲歩した形。