通常国会がきのう招集され、石破総理大臣は衆参議員の本会議で就任後初めてとなる施政方針演説を行った。この中で目指す国家像に「楽しい日本」を掲げて地方創生をに国造りの核心に位置付けるとしたうえで、「令和の日本列島改造として強力に進める。厳しい国際競争の中、日本全体の活力を取り戻すべく進めていく」と述べた。また、少数与党での整形運営については党派を超えた合意形成を図るため、与野党が席になる立場で熟議し国民の納得と共感が得られるよう努める姿勢を強調した。野党側は「政権が目指す方向性が見えない」とし、27日から3日間、衆参両院本会議で行われる各党の代表質問で政権の基本姿勢をただすことにしている。また物価高対策を含む経済対策や政治とカネの問題を受けた信頼回復について説明を求める方針。