皇位継承をめぐる与野党の議論が平行線を辿っている。ブラジル・サンパウロでブラジル日系社会歓迎行事が行われ1000人ほどが集まった。佳子さまは28時間以上かけてブラジルに到着した。初日はブラジルで亡くなった開拓戦没者慰霊碑に花を手向けられた。その後、外務省が日本文化の発信拠点として設立した「ジャパン・ハウスサンパウロ」を訪問。食品廃棄物で作られたコンクリートの説明を受けた。ジャパン・ハウスサンパウロ・ナターシャジーネンさんは「キャベツで出来たものが一番硬いという話で盛り上がりました」と述べた。一方、戦没者を慰霊するため沖縄を訪れた天皇ご一家。沖縄県平和祈念資料館では戦争体験者の証言文に愛子さまは「本当にすごく壮絶だった」と述べられた。そんな中、皇族数の確保が与野党で議論されていて「女性皇族が結婚した後も皇族に残る案」、「旧皇族の男系男子の養子縁組の案」が主な論点となっている。立憲民主党・野田代表は「女性皇族が結婚した後も皇族に残る案」のみ先に結論を出すことで自民党・麻生最高顧問と合意していたという。しかし麻生最高顧問が2つの案の結論を出すべきとの立場を示した。