最新のゲームや機器が紹介される「東京ゲームショウ」がきのうから始まった。普及が進むAIに関する展示が目立っている。会場には、過去最多となる985の企業や団体が出展。半数以上が海外からとなっている。サバイバルゲームを開発する都内のベンチャー企業のブースを紹介。キャラクターのイメージや服装を指示すると、30秒に1枚のスピードでデザインの案が提示されるという。生成AIを巡っては、回答が不十分なケースがあるほか、既存の作品と似てしまう著作権の侵害を避けるため、大手企業を中心に活用は限定的な傾向にあるという。立教大学の三宅陽一郎特任教授は、人間が確認作業をする必要性を指摘したうえで「非常に長いスパンでは、生成AIはデジタルゲームを革新する技術であることは間違いないと思う。今はフェーズが変わるその手前にいて、どこに出口があるのか模索している段階だ」とコメント。