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- 渕岡友美 檜山靖洋 井上二郎 今井翔馬 神子田章博 赤木野々花 是永千恵 大谷舞風
自民党総裁選挙はきょう投開票が行われ、岸田総理大臣の後任となる新たな総裁が選出される。決選投票にもつれ込むのは確実な情勢で、各陣営は議員票の上積みに向けて最後の追い込みをかけることにしている。一方、旧派閥単位でまとまった行動を取ることを模索する動きもあり、議員の投票行動に影響するかが焦点となる。
兵庫県議会に不信任を議決され対応が焦点となっていた斎藤知事は、県民に信を問いたいとして今月30日付で失職し、出直し選挙に臨む意向を表明した。
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ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナの教育現場を支援しようと、日本が100万冊余りの教科書を供与することになり、現地の学校で引き渡し式が行われた。教科書の供与は、ウクライナ側の要請を受ける形で日本政府がJICA(国際協力機構)を通じて行い、首都キーウ近郊で行われた引き渡し式には、両国の政府関係者などが出席した。およそ1万校を対象に、日本の小学5年生にあたる学年の児童が使う外国文学などの教科書100万冊余りが供与されるという。ウクライナ・リソビー教育科学相は、日本の支援に謝意を示した。ウクライナでは連日防空警報が出ていることから、子どもたちが安心して学べる環境の確保も課題となっている。
サントリーホールディングスは、来年4月から基本給を一律に引き上げるベースアップや定期昇給分などを合わせて7%程度の賃上げを行う方針を明らかにした。ベースアップを行うのは3年連続で、7%程度という水準はことしの春闘での上げ幅と同じになる。会社ではこれから労働組合と交渉を行うことにしているが、早期に大幅な賃上げを表明することで、人材の確保を有利に進めるねらいがある。物価が上昇する中で、賃金がそれ以上に上昇することで消費が支えられていく。来年の春闘でも継続的な賃金上昇を実現し、さらなる経済の好循環を実現できるか注目される。
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最新のゲームや機器が紹介される「東京ゲームショウ」がきのうから始まった。普及が進むAIに関する展示が目立っている。会場には、過去最多となる985の企業や団体が出展。半数以上が海外からとなっている。サバイバルゲームを開発する都内のベンチャー企業のブースを紹介。キャラクターのイメージや服装を指示すると、30秒に1枚のスピードでデザインの案が提示されるという。生成AIを巡っては、回答が不十分なケースがあるほか、既存の作品と似てしまう著作権の侵害を避けるため、大手企業を中心に活用は限定的な傾向にあるという。立教大学の三宅陽一郎特任教授は、人間が確認作業をする必要性を指摘したうえで「非常に長いスパンでは、生成AIはデジタルゲームを革新する技術であることは間違いないと思う。今はフェーズが変わるその手前にいて、どこに出口があるのか模索している段階だ」とコメント。
ラピダスは自動運転の機能やAI(人工知能)などに欠かせない先端半導体の国産化を目指し、トヨタ自動車やNTT、ソニーグループなどが出資しておととし設立され、2027年ごろの量産化に向けて北海道千歳市で新工場の建設を進めている。量産には巨額の資金が必要となる中、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行のメガバンク3行と日本政策投資銀行がラピダスへの出資を検討していることが分かった。出資額は日本政策投資銀行が50億円〜100億円を、メガバンク3行は銀行が取得できる議決権の上限となる5%の範囲内で出資を検討している。ラピダスは銀行のほかにも、株主となっている企業に対して出資を求めていて、全体で1000億円規模を目指しているが、この水準となった場合、銀行による出資は、最大で250億円程度となる見通し。今後は銀行以外からの資金調達を着実に進められるかが焦点となる。
トヨタ自動車がIOC(国際オリンピック委員会)と結んでいた最高クラスのスポンサー契約を更新せず、年内で終了することを明らかにした。
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今、温暖化の影響などで海藻の収穫量の減少が各地で問題になっている。そうした中、みそ汁などで需要が高まっているあおさを陸上で養殖しようと、開発拠点が整備され生産が始まった。愛媛県にある、あおさの陸上養殖の施設。大手みそメーカーが年間を通して安定生産することを目指し、5年前から試験養殖を始めた。生産の大きな壁となったのが水温。あおさは通常水温が20度以上になると、成育が極めて難しいとされている。そこで数年かけて全国各地を回り、高い水温でも育つあおさを探し、安定した収穫が見込める株を見つけた。今月から工場ではみそ汁の具の一部として製品化され、販売が始まった。地元では新たに生まれた産業に期待を寄せ、拠点整備の支援などを進めている。メーカーは将来的には年間14トンの生産体制を目指す計画で、雇用の増加が期待されている。さらに陸上養殖が広がれば、海の環境問題の解決にもつながるのではないかと注目されている。メーカーに生産技術の指導をしている徳島文理大学の山本博文教授は、陸上養殖をきっかけに海藻の研究が進むことで、二酸化炭素による海の酸性化などの解決につなげられるのではないかと期待している。現時点では水槽の維持や海水を取り込むための機械の電気代などコストがかかるため、生産量を増やすことで解決できるかが課題となっている。こうした海藻の陸上養殖の開発は各地で行われており、資源の回復につながるか注目。
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気候変動による海面上昇の問題について話し合う、ハイレベル会合が国連で初めて開かれ、深刻な影響を受けている島国を中心に国際的な支援が必要だという訴えが相次いだ。南太平洋の島国ツバルについて、ツバル・テオ首相は「海面が上昇し、飲み水の供給源がある地層に海水が浸透している」「土壌の塩分が濃くなり作物の収穫量が減っている」と述べた。
山形県尾花沢市の寺・薬師寺の本堂で、お坊さんによるロック音楽の演奏会があった。演奏は副住職の渡辺慧隆さんと県内にある寺の住職たちで、バンド名は「THE ZEN」。地元の住民や観光客など100人余りが楽しんだ。
長野県上田市の小学校では、4年生が授業の一環で藍染めの原料となる藍を近くの畑で栽培している。きのうはこの藍を使って、ストールを染色する授業があった。摘み取ったばかりの藍の葉をミキサーにかけて染色液を作り、模様をつけるため輪ゴムなどをつけたストールを液に浸したり、もみ込んだりした。約30分後、水で洗うときれいな青に染まっていた。
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岐阜県可児市では、ヤギを河川敷に放して、雑草を食べてもらって除草するという取り組みが行われた。これは岐阜県が民間業者に依頼して初めて行ったもので、8頭のヤギがおよそ1500平方メートルの範囲で雑草を食べた。ヤギによる除草は人が行う場合と比べて、費用を3分の1程度に抑えることができるという。
山口県下関市の市場できのう、フグの初競りが行われ、天然物のトラフグ合わせておよそ250キロが競りにかけられた。午前3時20分、仲買人たちが筒状の袋の中で競り人の指を握って値段が決まる「袋競り」が始まった。競り落とされたフグは大きなもので重さが5キロほど。1キロあたりの最高価格は1万9000円。東京や大阪を中心に出荷されるという。
米国東部の病院で活躍するセラピードッグのハリソンを紹介。リハビリを手伝い、患者を元気づける。採用から1年、今やハリソンは病院のアイドル。このたび、早くも取締役レベルに昇格した。ウェブサイトでは、副社長の隣に写真が掲載されている。
英国で開催された恒例の写真コンテスト、ロンドン自然史博物館が選ぶ野生生物写真家大賞を紹介。高い評価を受けた作品の1つが、中国の内モンゴル自治区で撮影されたマヌルネコ。そして、ドイツで撮られたフクロウ、フランスの雪の上でダンスをするイタチの仲間のオコジョ。ことしは世界中から6万点近くがエントリー、10月8日に結果が発表される。
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