立浪部屋の前で笑顔を見せる豊昇龍(25)。初土俵から7年、叔父・朝青龍に並ぶ横綱昇進が正式に決まった。きょう行われた伝達式で注目されたのが口上の言葉。口上といえば決意を表す四字熟語。叔父・朝青龍の伝達式は今からちょうど22年前の1月29日だった。シンプルかつ力強い「一生懸命」だった。照ノ富士以来約3年半ぶりの横綱誕生。豊昇龍の注目の口上は「気魄一閃」。実は「気魄一閃」は大関昇進を果たしたときにも口にした言葉。初場所では9日目を終え3敗。しかしそこから「気魄一閃」の精神で勝ち星を重ね、2度目の幕内優勝、横綱昇進を掴み取った。豊昇龍を育てた師匠・立浪親方は「最高です。こんな師匠冥利に尽きることはありません」と話し、豊昇龍は「本当にあの細い小さい子を立浪部屋に入門させてくれて感謝の気持でいっぱいです」と言った。モンゴル出身力士では6人目、第74大横綱・豊昇龍が次なる高みを目指す。
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URL: https://www.tatsunami.jp/
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