再選を果たした兵庫県・斎藤元彦氏。勝因はSNSとみられる。群衆が構えるスマホの光に包まれる斎藤氏。選挙中、ネット上で急激に広がった「パワハラは無かった」といった根拠不明の主張。兵庫県職員へのアンケートでは回答者の4割が知事のパワハラを「見聞きしたことがある」と答えている。斎藤氏も「パワハラかどうかは百条委員会などが判断する」としてい結果は出ていない。NHKから国民を守る党・立花孝志氏は自身の当選を目指さず斎藤氏の応援に回る異例の立候補をした。斎藤氏を支持しているというYouTuber。会場を訪れた人の応援メッセージを撮影し、配信。ソーシャルメディアを研究する専門家は今回斎藤氏支持に関する投稿と不支持に関する投稿のデータを分析。東京大学大学院工学系研究科教授・鳥海不二夫が「複数のインフルエンサーが支持を表明したのが27〜29日。その辺りを境に斎藤氏を支持する投稿が増えた」、AIエンジニア・安野貴博氏が「既存のメディアの情報とインターネットを見たとき、有権者がどちらを信頼しようとしているのか、しっかり受け止めないといけない」などコメント。