午前5時過ぎ、東京・豊洲市場で初競りが行われ、最高値の一番マグロとして青森県大間産のクロマグロが1キロ当たり75万円、2億700万円で競り落とされた。去年の1億1424万円を大きく上回り過去2番目の高値をつけた。一番マグロを5年連続で競り落としたのは、寿司店などを経営する「ONODERA GROUP」から依頼を受けた仲卸業者「やま幸」。競りから約8時間後、競り落とした寿司店では一番マグロの解体ショーが行われ、2貫で1160円で客に提供された。一番マグロを釣り上げたのは漁師歴25年、大間町の竹内正弘さん。きのう午前8時ごろ、津軽海峡で延縄を使って獲った。竹内さんが一番マグロを釣ったのは8回目で2億700万円をつけた今回が最も高いという。