今月25日からキャッシュレス決済サービスで給与が受け取れるデジタル給与が国内で初めてスタート。ソフトバンクグループ10社は希望した従業員を対象に月20万円を上限に給与を「PayPay」で受け取れるようになった。めざましテレビの100人アンケート「デジタル給与を導入したら利用したいか」への回答は「はい」42%、「いいえ」58%。肯定的な意見がある一方、通信の不具合などを心配する声も。「PayPay」は年内に他の企業にも「デジタル給与払い」を提供予定だが、専門家は人手不足解消につながる可能性があると話す。第一生命経済研究所首席エコノミスト・永濱利廣さんは「外国人は口座が作りにくいという背景のある中で、企業が外国人労働者を採用しやすくなる」と指摘。