戦勝記念日を前に7日ロシアのモスクワで行われた軍事パレードのリハーサル。今年は旧ソビエトの国々や中国など13か国の兵士が参加予定で、ロシアとしては”孤立していない”とアピールする狙いがあるとみられる。プーチン大統領は日本時間きょう午前6時から3日間停戦すると一方的に宣言している。7日、モスクワに到着した習近平国家主席は、8日に去年10月以来となるプーチン大統領との対面での首脳会談を行う。ロシア大統領府によると、貿易拡大など経済関係の強化に加え、ウクライナ情勢など意見交わす予定だという。9日は、ロシアでは第二次世界大戦で旧ソビエトがナチス・ドイツに勝利したことを祝う「戦勝記念日」となっていて、習主席は戦後80年の節目となることしの式典に出席し軍事パレードを観覧する予定。習主席は、中国とロシアの戦略的協力の確実さと強じんさをもって、ともに世界の多極化を推進すべきだなどと強調している。両首脳は2国間の関係発展に加え、さまざまな国際的問題で歩調を合わせ、アメリカ第一主義を鮮明にするトランプ政権を念頭に連携を確認するとみられる。