北島康介2世と言われている大橋信選手は現在17歳。大阪出身で身長は169センチと小柄ながら世界の強豪スイマーと戦っている。3歳で水泳を始め、中学1年で全国優勝。今年3月の日本選手権に出場し、史上最年少の17歳で平泳ぎ3冠を達成した。強さもある一方、好きなことについては「ゲームと寝ることと友だちと遊ぶこと。食べ物はお菓子もすきだし、アポロチョコが最近お気に入り」と話すなど高校生らしい一面も。きょうのキーワードは「超高速テンポ」。平泳ぎの50m・100mの現世界記録保持者のアダム・ピーティ選手は身長191センチ。平泳ぎは水の抵抗を減らすために水をかく回数を減らし、ひとかきで大きく進む泳ぎが主流。一度に多くの水をかける長身選手が有利と言われている。しかし大橋信選手は169センチと小柄。「他の選手がひとかきで進む距離に憧れる。自分は体が小さくてそれができない」と話し、自身は「超高速テンポ」で泳ぐことを編み出した。元世界記録保持者で身長196センチの渡辺一平選手が200メートルを泳ぐ際のストローク数は62回、一方の大橋選手は96回。田中さんは「幼い頃からそういうテンポで泳ぎきって、それを自分のリズムにしていると言っていた。回りは大体見えている」などとコメントした。日本選手権後にインタビューをした入江さんは「自己分析能力が高い選手だと感じた。自分の泳ぎに適したもので、それを突き詰めていくようなイメージ。あとは競ると弱気になるが、自分のレースに集中できたらすごいタイムが出せると言っていた。まさに今回のアジア大会はそうだった」などとコメントした。大橋選手は他の選手よりかく回数が多いため、体力の消耗が激しい。そのため「バテてきたときにはその泳ぎができない」という。ではどのようにトレーニングを積んだのか。
