冬の風物詩・全国高校サッカー選手権。3800校の頂点を目指し、青春の全てをぶつける高校生たち。そこには様々な涙のドラマが。15大会ぶりの出場となった名門・帝京高校。キャプテンを務めるのは砂押大翔。ベスト8をかけた3回戦、後半開始早々、先制を許す帝京。前半、相手との接触で左足を負傷していた砂押は涙の途中交代となった。それでもチームは同点に追いつき試合はPK戦へ。帝京はPK戦の末、3回戦敗退。キャプテンとして最後まで前を向き続けた。砂押は「15年間破れてなかった壁を自分たちがこじ開けられた。最高のメンバーと戦えてよかった」と話した。