今夏、3年連続甲子園出場を目指した名門・横浜高校野球部。松坂大輔や涌井秀章などの系譜を継ぐエースの背番号「1」を、1年生のころから背負ってきた杉山。毎日書き続けているという野球ノートによれば、3歳で初めてキャッチボール、小学1年で少年野球チーム入り、6年にはジャイアンツジュニアに選出。横浜高校では1年生から2年連続夏の甲子園出場。2022年夏大会では無四球完投勝利も、2年連続で2回戦敗退。ノートにも「絶対に優勝して甲子園に出る」との言葉が。今年の神奈川大会では慶応と対戦。杉山は先発で出場し8回まで3失点も、逆転3ランHRを浴びるなどして6-5で敗北。この日、野球ノートには初めての空白が。卒業後のドラフト会議当日、プロでの活躍を目指す杉山は緊張気味。