夏の甲子園で初優勝を果たした沖縄尚学。きのう地元に戻ると大勢の県民が祝福。おとといの決勝ではアルプススタンドからは大声援となっていた。一方、那覇市中心街には県民が歩く姿はほとんどみられなかった。沖縄尚学の勇姿を一目見ようとパブリックビューイングのモニターに釘付け。試合は同点で迎えた6回、宜野座恵夢のタイムリーで勝ち越し。2点リードで迎えた9回、エース末吉良丞選手に全てを託すもエラーで1アウト1・3塁のピンチ。それでも続くバッターを内野ゴロのダブルプレーに打ち取り沖縄尚学が初優勝。チームを率いた比嘉公也監督は「沖縄から大勢の方が大声援を送ってくれたおかげで生徒たちの力も引き出していただいた」などと感謝の意を述べていた。一昨日の試合後、那覇市では号外が配られ、人が殺到。優勝報告会でキャプテンの眞喜志拓斗選手は「たくさんの方々に応援されて自分たちが優勝を達成することができたと実感した」などと述べていた。