新人戦に向けたダンスを作る鈴さんとメンバーたち。いつも一生懸命なけんじくんに与えられる課題はレベルが高め。創造を超えるダンスを披露するけんじくんはダンス部の人気者。鈴さんが新人戦のために作っているこのダンス。鈴さんは「基礎はあまりいきない踊り。君らにしか踊れない踊りを暴れ倒す。個性を伸ばして整えるところは整えたい」とメンバーに伝えた。去年7月に全国大会出場を目指して創部3か月で挑戦したダンススタジアム東北大会では3位で全国大会出場は叶わなかった。全国に行くためにはチーム全体がスップアップする必要があり、鈴さんは新人戦が大事なステップだと考えていた。
けんじくんにはダンスを頑張りたい特別な理由があった。けんじくんはダンス部に入部するために引っ越した。けんじくんは幼い頃からダンスが好きで踊っていた。そんなけんじくんだが、中学1年生の時にバスケ部に入ったが男子との部活が合わずに学校に行きたくなくなった時期があるという。そんな時に救ってくれたのがダンス。文化祭で頼まれて女子の友達が多い吹奏楽部の前で踊ったことで元気になり、誰とでも話せるようになったという。