自動車を減らし、自転車やバスなどの利用を増やすことがドイツ政府の政策課題だ。488万台の自動車が走っている。ミュンヘンで始まった自動車ショーで、ショルツ首相は、ドイツの自動車メーカーに、より安いEVを販売するよう呼びかけた。政府は、充電インフラの拡大を支援するとした。ガソリンスタンドの経営者に、EV用の充電ステーションを設置することを義務付ける法案を通過させたい考えを明らかにした。ドイツでは先月、約8万6000台の純正なEVが認可された。前年と比べると、170%増加している。販売数がこのまま増加するかは不透明だ。ドイツ政府は、電気公用車の促進を注視した。ドイツのメーカーにとっては、中国のメーカーが今後、EVをより安価に売り出すことも負担になっている。自動車ショーは6日間開催され、約70万人の来場者を見込んでいる。
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