中国・上海で昨日から「上海モーターショー」が開幕。出展する中国企業はEVの充電時間で鎬を削り、大手BYDは世界最速となる5分間の充電で約400kmを走れるモデルを発表した。成長著しい中国製EVは米国市場に依存していないため、トランプ関税の影響をあまり受けていないという。中国は第1次トランプ政権やバイデン政権の頃から既に高関税をかけられていたため、販路をアメリカ以外の国に移していたという。BYDは去年の売上高がテスラを超えた。日本メーカーも中国での巻き返しに必死で、トヨタの現地法人では初めてトップに中国人が就任した。また上海にEVとEV用電池の工場を新たに造ることも発表している。柳澤さんは「急速充電の技術はすごいがバッテリーが気になる。また中国企業の販路戦略は日本も学ぶべき」などとコメントした。