第36回 高松宮殿下記念世界文化賞 授賞式が行われた。授賞式典には岸田元首相など約160人が出席した。日本美術協会総裁の常陸宮様に代わり常陸宮妃華子さまから絵画部門のピーター・ドイグさん、彫刻部門のマリーナ・アブラモヴィッチさん、建築部門のエドゥアルド・ソウト・デ・モウラさん、音楽部門のアンドラーシュ・シフさん、演劇・映像部門のアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルさんの5人にメダルが授与された。常陸宮妃華子さまは「今こそ国境や人種を越えて人々の心をつなぐ芸術の力が求められている」など述べられた。また、岸田元首相は「国際社会との相互理解、他社との共感が促進され、世界平和の礎になっていくことを期待している」など述べた。受賞者を代表し音楽部門のシフさんが「偉大な芸術は数千年にもわたって残っている。そして、これからも生き続ける」など述べた。