アジア最大規模の映画祭「東京国際映画祭」がきのうから始まった。ことしで37回目となる東京国際映画祭は初日のきのう都内でオープニングのイベントが行われた。レッドカーペットには映画祭のナビゲーターを務める菊地凛子さんやトニーレオンさんなどのアジアを代表する俳優や国内外の映画監督などが登場し、集まったファンからの写真撮影に応じていた。ことしは最優秀賞を競うコンペティション部門に110の国と地域から2023本の作品が寄せられ、この中から15本がノミネートされた。日本からは台湾との共同制作で成田凌さんが主演のラブストーリー、片山慎三監督の「雨の中の慾情」、お笑いコンビ・ジャルジャルの福徳秀介さんの恋愛小説が原作で大九明子監督の「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」、それに筒井康隆さんの作品が原作で長塚京三さんが主人公の元大学教授を演じた吉田大八監督の「敵」の合わせて3作品がノミネートされている。東京国際映画祭は来月6日までの期間中、合わせて208作品が上映され、最終日に各賞が発表される。