G7サミット(主要7か国首脳会議)が日本時間のきょう午後からイタリアで始まる。ロシアの凍結資産を使ったウクライナ支援の新たな枠組みで合意できるかが焦点。13日から始まるサミットでは中東ガザやウクライナ情勢、AI、移民問題など幅広い議題について首脳たちが意見を交わす予定で、岸田総理や米国・バイデン大統領がすでに現地入りしている。初日の協議にはウクライナのゼレンスキー大統領も参加する見通しで、ロシアの凍結資産を活用したウクライナ支援の新たな枠組みで合意できるかが焦点となる。また、米国はロシアに対する大規模な追加制裁を発表したほか、ウクライナと2国間の安全保障協力協定を締結する見通し。岸田総理もゼレンスキー大統領との会談を行う方向で調整していて、日本ができる範囲での防衛支援や復旧、復興支援を盛り込んだ2国間文書を交わす予定。