今井正人の紹介。箱根駅伝の見どころは5区の山登り。標高差は800メートル以上でスタートとゴール地点では約6度の気温差がある。5区で驚異を見せたのが順天堂大学・今井正人。先頭とのタイム差は4分9秒であった。山登りに入ると今井はわずか10キロ地点で2位に浮上し16キロ地点でトップに立った。その後も差を広げ山の神というあだ名がついた。今井は「自覚を持てるような部分は大きかったのでありがたいなと思っています」などと話した。今も現役を続けているという。第85回大会では東洋大学・柏原竜二が今井の記録を上回り区間新記録を達成し2代目山の神が誕生した。第91回大会では神野大地が3代目山の神となった。