筑波大学の荻原さんは菌類の専門家で、菌類にストレスを与えた時に菌類がどんな反応を示すのかを研究してきた。3年ほど前に研究プロジェクトに参加し、普段は交流の少ない研究者たちとのやり取りで刺激をうけた。さらに、研究をタダの研究として終わらせないきっかけは学生からの一言で麹菌は食べられないのか?との質問。世界的な人口増加に伴って起こると言われるたんぱく質の供給不足。麹菌からマイコプロテインによる代替肉を釣るくればそれも解消できるのではと言う気持ちで研究をスタート。今は商品化へ向けた試行錯誤を行っている。