円相場は一時1ドル140円台後半をつけ約5カ月ぶりの円高水準となった。年末年始の国内旅行をする人は2800万人にのぼると予想されコロナ前の水準に近づいている。しかしホテル代や飛行機代は値上がりしていて1人当たりの旅行の平均費用は4万1000円と過去最高となっている。ホテル代高騰の一因となっているのがインバウンド需要。浅草のホテルでは宿泊客の9割以上が外国人客の日もあるという。浅草東武ホテルの部屋料金はデラックスキングダブルで通常3万~4万5000円ほどであるが年末年始は約1.5倍になるという。それでも年末年始は満室に近いという。支配人は「もう少し単価は上がっていくのではないか」などと話した。