東京都は人気漫画「範馬刃牙」の範馬刃牙と範馬勇次郎が”名もなき家事”の実行を心がける啓発動画を公開した。排水口の掃除など些細ながら行われないと困る行動で、街の人に話を伺うと様々な名前が出てきた。また、名もなき家事に名前があれば頼みやすくなるのではないかと期待する声もある。都では名もなき家事を巡る調査も行っているが、ここでは男性は認知度が約4割、女性は約7割と男女で大きな差が見られたことも告知を進めた背景にはあると見られる。また、名もなき家事の命名も行われ、賞味期限の近いものなどで料理をする行動は「あまり物グルメ」、洗濯掃除の丁寧な分別は「取捨洗濯」、食事を食べたあとの食べかすの掃除は「ごちそうじ」などが入選し、風呂のぬめりを掃除することは「ぬるりひょん」が入選した。専門家は小さい家事も積み重なると大きな負担となると呼びかけている。