1935年に開業し2018年閉場された築地市場の跡地がきのう一般開放され、小学生らを対象に現地見学会が行われた。東京ドーム4個分の広さがある跡地の一部には当時の床の石畳が残っていたほか、アーケードに使用されていた鉄骨もまだ残されていた。東京都は、築地の歴史などを正しくわかりやすく伝えていきたいとして、見学ツアーを開催したという。築地市場の跡地には今後約5万人収容の多機能型スタジアムや、隣接する築地場外市場と連携して食文化を発信する施設、空飛ぶクルマの発着所などを整備する予定で、すべての工事が完了するのは2038年度の見込み。