国立科学博物館が行っているクラウドファンディングの金額が9億円に到達した。国立科学博物館はコロナ禍で入館料収入が減少し、そこに光熱費の高騰が重なって資金難に陥ったという。今年9月の時点での国立科学博物館の研究所では、徹底した節電が行われ、剥製の保管部屋では理想の室温より2℃高い24℃未満で管理するほどだった。支援金の使い道については、6億円ぐらいは事業の経費として使い、残りはクラウドファンディングの返礼品などに充てる予定とのこと。
日本は文化財の保護に1166億円支出し、これは政府予算の0.11%だという。国立科学博物館の篠田謙一館長は、「5万人に支援していただいたくのは実績だと考えている。もっと資金があればもっといろんな事がやれる可能性を示したのでそこは国に認めてもらいたい」などと話した。スタジオでは、政府は今回の事を予算編成への異議申し立てだと考えてほしいという意見や、日本の文化財は貴重な観光資源であるので、その視点からも予算配分を議論してほしいなどの話があがった。
日本は文化財の保護に1166億円支出し、これは政府予算の0.11%だという。国立科学博物館の篠田謙一館長は、「5万人に支援していただいたくのは実績だと考えている。もっと資金があればもっといろんな事がやれる可能性を示したのでそこは国に認めてもらいたい」などと話した。スタジオでは、政府は今回の事を予算編成への異議申し立てだと考えてほしいという意見や、日本の文化財は貴重な観光資源であるので、その視点からも予算配分を議論してほしいなどの話があがった。