しなやかで軽く涼しげな極上の日用品。文京区「木内籐材工業」を訪ねる。籐工芸は現在では家具など、様々な用途に使われている。籐工芸の材料は籐(ラタン)と呼ばれるヤシ科の植物で、熱帯地域などのジャングルに自生。木内籐材工業では1つ1つ手作業で行い、およそ7人の手により1か月以上かけ籐の敷物ができあがるという。手作業で編み込むことで耐久性が上がり、大切に使えば30年以上もつということ。夏の必需品の籐工芸「籐と和紙のうちわ」は約16gで、一般的なうちわは約30gと非常に軽いのが特徴。
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