大橋さんは「7月の雇用統計は、発表直後から市場が総悲観に傾きましたが、その後の分析の中で悪化は一時的との指摘もあります。その中で注目しているのが、今日出てくるJOLTSの求人数で、仮に今日出てくる数字が横ばい圏でということになると、雇用に対する悲観というのはちょっと行き過ぎで、結果的に24年の12月までに今マーケットが織り込んでいるような利下げ幅、その剥落などを通じて一時的にドル円の上昇や日米の長期金利の上昇につながる可能性があるという意味で注目しています」、棚瀬さんは「経済指標が市場の利下げ見通しにどういう影響を与えるかというところが注目。ただ、今日の発表されるものの中では、市場の大きな動きには正直つながらないとは思いますが、Fedの経験認識を見る上でベージュブックは注目した方がいいと思います」などと話した。