14大会連続出場の強豪「米子北」。3年間叩き込まれるのは過酷な砂浜ダッシュを通じて最後まで走ることと諦めない気持ち。現日本代表・昌子源や佐野海舟などもここから羽ばたいていった。今大会を特別な思いで10番を背負うのは3年生・森田尚人。3人兄弟の真ん中に生まれた森田は体が大きく地元の少年団でもエースだった。しかし小6の時母・愛子さんが病気でなくなる。以来父・好人さんが男で一つで3人を育ててきた。森田は父のことを考え一度は大阪の高校に通うことも考えたが、父の一言で米子北に行くことになった。成長した姿を魅せる晴れ舞台が冬の選手権となった。
迎えた全国大会初戦を勝利した米子北は埼玉の昌平と対戦。森田のプレーでチームに勢いがもたらされ、後半7分には先制ゴール。後半アディショナルタイムにピッチを去るときまで森田は走り続けた。だがその直後、最後の1プレーで昌平が同点に追いついた。そしてPK戦の末に敗北し森田の選手権が幕を閉じた。最後に3年間の感謝を伝えるため父の元へ。好人さんは「すごい走ってたし、良いシュートも打ってた。チームに声掛けもしていた。すごい成長したと感じた」などと話した。
迎えた全国大会初戦を勝利した米子北は埼玉の昌平と対戦。森田のプレーでチームに勢いがもたらされ、後半7分には先制ゴール。後半アディショナルタイムにピッチを去るときまで森田は走り続けた。だがその直後、最後の1プレーで昌平が同点に追いついた。そしてPK戦の末に敗北し森田の選手権が幕を閉じた。最後に3年間の感謝を伝えるため父の元へ。好人さんは「すごい走ってたし、良いシュートも打ってた。チームに声掛けもしていた。すごい成長したと感じた」などと話した。
住所: 鳥取県米子市夜見町50