気象予報士・小野裕子による解説。各地の日最深積雪を紹介。特に今日、青森県の酸ヶ湯では5mを超える積雪となった。酸ヶ湯で5mを超えるのは12年ぶり。雪の状態と重さについて、新雪は圧縮されていないので軽く、1立方メートルあたり50〜150kg。「しまり雪」といって自重で圧縮されて締まるため重くなった雪は1立方メートルあたり150〜500kg、これが日中溶けて夜間に凍り更に重くなった「ザラメ雪」は1立方メートルあたり300〜500kgある。今月16日、山形県米沢市では平年の約2倍の140cm超の大雪が降り、雪の重みで建物の一部が倒壊した。また福島・会津若松市では雪の重さでカーポートが倒壊し、雪下ろし中の男性が転落して頭を打つなど重傷を負った。3連休中の寒波の状態について、気象予報士・小野裕子による解説。寒波の底が平らになっている鍋底寒波だと影響が長く続くという。寒波は週明け火曜日になってようやく退いていく。