静岡・藤枝市に住む小学4年生の吉田充汰くんはすい臓の血糖値を一定に保つホルモン「インスリン」が出なくなる1型糖尿病。5歳のときに突然発症し、血糖値を下げるインスリン注射を毎日打っている。食事や運動の制限はほぼないが1日5回の注射が欠かせない。1型糖尿病は生活習慣と無関係に誰にでも突然発症する可能性がある病気。そんな充汰くんの夢はプロ野球選手。元阪神の岩田稔選手は高校時代に1型糖尿病を発症し現在は患者の希望になりたいと各地で啓発活動を行っている。岩田選手のサプライズ訪問に充汰くんは勇気をもらった。