108年ぶり異例の暑さが続く沖縄。糸満市にある摘み取り体験などが楽しめる海ぶどうの養殖場でも今年からスポットクーラーを導入するなど熱中症対策が強化されている。対策が必要なのは人間だけではない。海の宝石、海ぶどうも人と一緒、極端な暑さが天敵となっている。よく見ると、海ぶどうに赤い藻が付着。強い日差しと高温による海水温の上昇で海ぶどうの粒を作るのに必要な栄養の吸収を妨げる藻が発生しやすい状態に。職人たちは一日中、手入れに追われている。暑さに慣れているはずの南国でもさまざまな異変が生じるほどの暑さ。原因の1つが、海の異変。梅雨明けから晴れが続きまた、台風の接近がなく海がかき混ぜられないことで沖縄近海の海水温は、去年と比べ2度も高くなっていた。