大の里にとって忘れられないできごとを紹介。12歳で実家を離れ新潟県・能生中学校、海洋高校へ相撲留学した。その直後、父親が今までよりも安い車に買い替えた。大の里は「自分が親元を離れて余分な費用がかかるために父母に迷惑をかけた。この恩は絶対返そうと心に誓いました」とコメントした。去年初場所2日目に幕内力士になって初めての懸賞金を父親に手渡した。大学4年生の6月、教育実習のため母校の海洋高校へ行った。授業を受け持つ時に作成する「学習指導案」の準備が大変でほぼ徹夜で準備を続ける人もいるが、大の里は学習指導案を白紙で提出した。大の里は「大丈夫っす。俺、話をするのは得意なんで全然大丈夫です」と話したとのこと。授業が始まると自身の体験談を交えて軽快にトーク。生徒は授業の時間いっぱいまで大の里の話にくぎ付けだったという。