屋久島は黒潮の通り道にあり年間平均気温はおよそ20度となっており、島の周りにはサンゴ礁があり、1年中色とりどりの魚が泳いでいる。屋久島は花崗岩が隆起して誕生しており、独特な地形が日本を縦にしたような気候分布を生んだ。鈴木亮平達が屋久島を訪れたのは2月の終わり、淀川登山口から黒味岳を目指して登山を開始。淀川登山口は標高約1370mで気温10度。登山口からしばらくは針葉樹の森が続き中には屋久杉もある。台風の影響で折れた枝や土砂崩れでむき出しになった地層がある。地層を確認すると花崗岩の上に薄い地層がありその土壌に屋久杉が根を張っている。屋久杉の樹脂の量は一般の杉の6倍以上あり腐りにくく虫がつきにくい。さらに年輪を確認すると栄養が乏しいため年輪の幅が密になり硬く丈夫に育つ。
湿度の高い屋久島の木々は苔に覆われている。湿った空気が島にぶつかると雲ができ、霧が発生しやすい雲霧帯となっている。分厚い苔は土壌の代わりとなりそこから芽が出ることもあり、鈴木亮平達が見つけたのは苔から生えたサクラツツジの幼木だった。森を進むと根が分かれた不思議な木に出会った。
湿度の高い屋久島の木々は苔に覆われている。湿った空気が島にぶつかると雲ができ、霧が発生しやすい雲霧帯となっている。分厚い苔は土壌の代わりとなりそこから芽が出ることもあり、鈴木亮平達が見つけたのは苔から生えたサクラツツジの幼木だった。森を進むと根が分かれた不思議な木に出会った。