人類滅亡までの残り時間を示す「終末時計」が、過去最も短い残り85秒に更新された。終末時計は、アメリカの科学誌が核戦争や気候変動などの脅威を分析し、人類滅亡までの残り時間を毎年発表しているもの。今年は去年から4秒縮まり、残り85秒となり、過去最短を更新した。理由については、ロシア、中国、アメリカなどの主要国が攻撃的かつ対立的になり、国際的な相互理解が崩壊しつつあることを挙げている。また、核保有国が関与する紛争がエスカレートする一方で、核軍縮には全く進展が見られないと指摘している。気候変動については、トランプ政権が対策を大幅に後退させていることから、対策が「完全に不十分な段階」から「深刻な破壊をもたらす水準」へと転じたとして、強い警鐘を鳴らしている。
