キーウのリハビリ施設にいるウクライナ負傷兵は義足によってすでに社会復帰を果たしたという。ウクライナには義足を待つ人が約6000人と言われているが義足の数も作り手も不足している。その課題を解決しようと立ち上がるのがインスタリム。インスタリムは3Dプリンターで義足を作っている。通常義足を製造し完成までに約1ヶ月かかるという。デジタル義足はスキャナーで患者の足の型をとりソフトで義足を設計し3Dプリンターで出力し完成。最短1日で提供できるという。また人件費も削減でき30~50万円の費用が10分の1になるという。インスタリムはウクライナでデジタル義足の製造・販売を決定した。インスタリムはウクライナの福祉機器メーカーと提携し3Dプリンターの技術などを提供する。ウクライナ国内の10箇所の生産拠点でデジタル義足を製造し販売を目指す。