全国564地点で氷点下を指す冬日となった。北海道・網走市では緊急走行中の救急車がスリップする事故が発生している。札幌市の札幌東自動車学校では慣れない雪道を研修生が走行する様子が見られ、スタッドレスタイヤを付けているにも関わらず、車が止まらない様子が見られた。凍結した路面でブレーキをかける際にハンドルを切ってしまうと、大きく傾いてしまう様子も見られる。教習所の担当者によると、凍結した路面でブレーキを掛けるときは軽く踏み込むソフトブレーキが重要だという。雪国では雪が積もった路面が暖気などで凸凹になり通行が難しくなるザクザク路面もこの時期の難関となっていて、去年は札幌市だけで1万343件もの除排雪の苦情が寄せられたという。ザクザク路面はタイヤが埋まるスタック現象を引き起こすが、もしスタック現象が起きてしまった場合はタイヤのハンドルを曲げることだという。それでもダメだった場合はスコップを使いスタック脱出用ボードをタイヤの敷くことが重要という。