- 出演者
- 高瀬耕造 岡田結実 嶋田ココ
オープニング映像。
- キーワード
- チキンカレー
書類審査を突破した3人のアマチュアが登場。1人目は大阪・箕面市で暮らす主婦の泉山友子さん(52)。強みは料理歴30年の経験。夫も太鼓判を押す腕前。2人目は北海道・網走市で郵便局長を務める猪澤航さん(53)。料理歴40年。カレーはもちろん、これまで作ったメニューは1000以上。去年、オホーツクの食材を使ったおにぎりコンテストで優勝している。3人目は富山・魚津市の化学エンジニアの登坂拓也さん(32)。カレーは化学だ、をテーマに5年間研究。食材が起こす化学反応で優勝を目指す。
調理スタート。3人に与えられたテーマは「鶏の部位を3種類以上使うチキンカレー」。食材費1皿1000円以下で作らなければならない。審査員には、稲田俊輔・有澤まりこ・大原千鶴を迎えた。北海道から来た猪澤航さんは北海道民のソウルフード・ザンギをチキンカレーに。鶏の部位はもも肉・せせり・手羽元・ハツ・皮の5種類を使うという。猪澤さんは地元・網走の食材で作る欧風チキンカレーをコンセプトにしている。泉山友子さんは、鶏のもも肉・むね肉・ハツ・レバーと豚バラの5種類の部位を使用。泉山さんのコンセプトは食材を組み合わせて鶏をいかすスパイスチキンカレー。豚バラは鶏との相乗効果を狙ったものだという。登坂拓也さんは、カレールーが入った鍋の上にせいろを置き、鶏を並べて蒸していた。登坂さんのコンセプトはうまみの強い親鳥を使ったチキンカレー。皮(親鳥)・むね肉・レバー・もも肉(親鳥)の4種類の部位で勝負するという。
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登坂拓也さんは、1℃単位で温度調整ができる自前のホットプレートで、焙煎したミックススパイス・ローストトゥナパハを作った。試行錯誤を重ねてスパイスの黄金比を導き出し、それを使ってカレーを作り上げた。職場の同僚やその家族に試食してもらったところ、南インド出身の男性は「むっちゃおいしい」と絶賛していた。猪澤航さんは母親から教わったレシピを参考にルー作り。猪澤さんの母親は、猪澤さんが12歳のときに入院。亡くなる前、無理やり退院してきて、その8日間は毎日子どもに料理を教えていたという。自分の最期を悟った母親は食べ盛りの息子にレシピを遺していったという。泉山友子さんは3種類のカレーを作るという。泉山さんの狙いは部位の特徴をいかすためルーを3種類に分けること。1つ目はミートボール×ねぎ×ヨーグルト。2つ目は鶏もも×黒豆ペースト×ココナツミルク×トマト。3つ目はレバー×ハツ×生クリーム×りんご。
審査員が試食審査を行った。泉山友子さんは「チキン組曲 3種カレーが奏でるハーモニー」、猪澤航さんは「網走の恵み♪ 家族を結ぶ昔ながらのチキンカレー」、登坂拓也さんは「Three爛火チキンカレー~うまみ・香・食感 マトリックスプレート~」を作った。
結果発表。自作チキンカレーの頂点に立ったのは登坂拓也さん。審査員は「最小限の食材やスパイスで鶏のよさを最大限に引き出した」「作り手の意思が強く伝わってきた」「鶏の部位すべてがひとつにまとまっていた」と評価した。
次回予告が流れた。