総務省がきょう発表した去年1年間の家計調査によると、2人以上の世帯が消費に使った金額は1世帯当たり月額の平均で30万243円で、物価の変動を除いた実質で前の年より1.1%減少した。前の年を下回るのは2年連続。支出の割合が大きい食料で0.4%減少したほか、光熱水道も6.8%減少していて、総務省は「物価高の中で節約の傾向が表れている」としている。ただ米は4.4%増えた。台風や地震の影響で、夏場に買いだめの動きが広がったことなどが要因。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.